月4万円の生活術 Aライフ研究所

モノの断捨離はすでに落ち着いて精神的な断捨離、仕事の断捨離をしてミニマルな暮らしを目指しています。

大部分の人がミニマリストや断捨離というと物質を削ることに着眼しそれに関する情報はむしろ溢れかえっています。

需要という視点で考えた時にミニマリストの精神的な断捨離についてはまだ語り尽くされていない上に本やブログでもほとんどみかけないためこのようなブログで精神的ミニマリズムを伝えていこうと思いました。

節約して1ヶ月の固定費を少なくする代わりに、少ない労働で自由な時間を使って豊かに生活することをコンセプトにしたブログです。

ヒカキンとはじめしゃちょーの凄い理由 経済学視点

ヒカキンとはじめしゃちょーの動画をはじめて見たけど、彼らの凄い点は、子供にターゲットを絞った所。


お金儲けするなら、基本は金を持つターゲットに絞る。もちろんコストリーダーシップ制と言って大量生産して薄利多売をする大企業的なやり方もある。


子供が自主的にお金を払って、モノを購入することはあるけれどそれは大人の比ではない。


だから親が買ってくれるおもちゃとかではない動画に関しては子供向けの動画を作る理由はないと思われていた。


でも10再生1円ルールならみんながやらない子供をターゲットにしようっていう視点がヒカキンの商才。そう合が少ないブルーオーシャンを選んだのです。大人向けはすでにレッドオーシャン。戦争状態でした。そしてはじめしゃちょーはヒカキンと比較すると、ルックスや頭の回転などで中高生相手からは人気が取れると考えた。そしてターゲットを絞って成功。



夏におでん屋開くのと同じレベル。普通はその思考にならない。


コロンブスの卵と同じで種明かしをすれば、そりゃそうでしょーとなるかも知れないけれどブルーオーシャンの時代にそれを考え行動するのは素直にすごい。



ヒカキンやはじめしゃちょーを非難する声は沢山ある、



「面白くないじゃん!!!!」という声がね。






でもそれはそのはず万人受けすることよりも一定のニーズに応える形に特化しているので
大人に取っては面白くないかも知れない。


お金儲けをするならある特定のニーズに特化することって非常に大切だと私は思います。


お金を得る事を真剣に考えるならきちんとした戦略は必要。経済学の基礎を理解していれば理解してないほとんどの経営者よりは上にいけるさ。確率的にね。>



はやめしゃちょーの質問コーナー



この動画一つとって見てもすごさが分かるけど 面白い部分をカットして編集して
リスナーからの質問に対して律儀に回答している。


これは相当真面目じゃないとできないと思います。やってることはふざけているかも知れませんがきちんとしたバランス感覚を持っている印象を受けました。


世の中のインターネットなネガティブな声をそのまま受け取り、勝手なレッテルを貼ってしまうよりも、一度自分で見てこの人はなんで売れたんだろうか?とか考えて見る方が大切かなと思います。





ステレオタイプでレッテルを貼ってしまう人よりも、自分の目で見て自分で考えて世間に流されないで回答を導き出す人の方が周りや有名人を見ても成功している気がします。気がしますけど多分当たっているんじゃないかと思います。




でもこの二人子供が何を見たら喜ぶかきちんとリサーチしてる点で企業の経営コンサルタントとかよりも相当優秀だと思います。



批判するのは楽ですけど相手の良い部分を探せる方が素敵じゃないでしょうか。





 子供ってオピニオンリーダーと同じ状況が発生しやすいので大きい声の子がそれを見れば瞬く間に広がる



私のやり方は参入障壁を高くして、富裕層というニーズに能力を発揮して利益を得るタイプなので真逆



●時間の価値


はじめしゃちょーの時給を10万円とします。


1時間に10万円稼ぐ人は、休みを10万円以上と感じる時に積極的に休みを取る。


働けば働くほど休みの価値は上がっていきます。そして休むことが稼ぐことよりも優位になった時稼ぐのを辞めます(経済学上)


1日を10万円以上の価値と置く人がいる一方で、時給3桁で働く人もいる。


目的があるなら否定はしないけれど、働くことが嫌ならできる限り休んで好きなことをしていてもいいと思います。


自由な時間って大変価値があるので働くほど金持ち基準ではかなりの損をしていることになる。


(日本なら休みの価値って時給2000円前後な気がします。適当)


ミニマリストの生活術というよりも精神術になってるね(((((


自由とお金の親密性


日本生活において重要な二つのファクターは、自由とお金



日本においてというのは後進国なら水、食料、安全がまず優先されますが日本にはその辺りは整っています。


発展途上国なら、今環境を犠牲にしてでも成長しようとしていたり、学校に通える人と通えない人に区分されるので水、食料、安全が確保されたら環境や教育が優先される。


でも日本は4大公害以降環境に対してかなり考えて行動するようになりましたし、義務教育も約98%以上が受けています。


日本の幸せのスタートラインは正直めちゃくちゃ高い所なんです。



汚れた水しか飲めない、避妊道具が無くて性病が蔓延する、学校にも行けないとかで
きれいな水を飲むことができた、病気から身を守れた、学校で勉強できるというのがめちゃくちゃ幸せな事だったりするのです。


それを知らないで


「新しいスマホが欲しい」「JASRACうざーい」とか言ってる現代の人々は実は幸せです。でもそれに気付いていない。


知らないってことはかなり恐ろしい事なのではと思うのですよね。



◆雑学


どーも、英語教師のカネ梨です。


お金ってそもそも数えられない名詞なんです。


How much~? とか聞いたことありませんか?


そう、muchは数えられない。


お金と言うと、10000円札とか5000円札とか目に見えるお金のことが頭に浮かぶけれど
実は目に見えないお金というのも存在するんだよという話です。


メルカリの残額とかビットコインとかは個人的には目に見えるお金として考えてるので
そこじゃないです。


end



見えないお金って何だろう?


例えば、本を借りて1日ベンチで過ごすとか半額住居で暮らすって相対的に見えない富を増やす行為だったりします。


経済学では「トレードオフの法則」や「代替品」というのが近いかなぁ。


トレードオフ - Wikipedia


例えば、同じ時間帯に6000円のパーティがあってそれに行く人もいれば、本を借りてベンチで過ごすのって、「パーティと本のトレードオフ」あるいは「パーティ」と「本」が代替品の関係になっています。


別のことをしていたら富をかなり減らしていたところを少なくしたり、0にしたりする行動は相対的には富を増やしていることになります。



んー。



つまり、、、


100人の村シリーズでみんな最初に同じ10000円を持っています。この時みんな所持金は100位です。99人がパーティへ行きました。すると本を読んでいる人は所得が1位になります。何もしていないのですがこの世界だと圧倒的なアドバンテージを得ることになります。




そういう意味でミニマリスト行動自体相対的に富を増やす行為だと考えることもできます。


お金と自由は実に濃い関係なんです。



●フォロワー様からのコメ


>お金と自由は濃い関係というのは凄く納得できる。
後は自分はどこまでお金(富)を増やすのか各々が考えれば
お金と自由を手に入れる道筋は自然と見つかると思う。



●私の返信


自身の生活レベルに合わせてどれだけ稼げばいいかの指標があると良いですよね!


分相応の生活って大切だと思います。





基本的にお金が無い無いいう人は分相応な暮らしをしてない事が多いと思います。
みんながーみんながーで流されてるようだと自分の生活レベルと上手く対話できていない状態なんじゃないかと思っちゃいます。


やっぱり自分の生活レベルというのはきちんと分析する方が落とし穴にははまりにくいと思います。



見つめ直すのが困難な人はFPの資格持ってる人や賢い人に聞いてみるといいかも知れません。





あ、、、、あれ?自由の話ほとんど語られてない(((((まぁいいか

年収96万円≒年収1兆円 の証明

幸福度指数をベースにした考え方です。



'02年にノーベル経済学賞を受賞した米プリンストン大学の心理学者、ダニエル・カーネマン大先生という方をご存知でしょうか?


彼は「感情的幸福は年収7万5000ドル(約900万円)までは収入に比例して増えますが、それを超えると比例しなくなる」という発表をしました。→①


マズローの欲求段階説という商学や経済学や社会学あるいは政治学専攻者は聞いたことある学説があります。




詳しい解説は、こちらでも参照してください。


で、生理的欲求や安全欲求に対しては幸福度指数って増えていくんです。


汚い水しかない→お金を払う事できれいな水が手に入る 幸福度アップ
きれいな水を買いに行くのが家から遠い→水道インフラを購入 幸福度アップ
家がないので安全じゃない→家を借りる 幸福度アップ


のように第一第二段階に関するもの、、、つまり水と食料と安全に対してはクリアできればできるほど幸福度が上がる為、ある一定ラインまでは年収が上がると幸福度は上がっていくのです。


ただダニエルカーネマンによると、900万円からは幸福度は逓減していくと考えております。


「逓減」というのは、1杯目のかつ丼が幸福度100だとして2杯目のかつ丼の幸福度が20になるみたいな現象です。基本的には食べ物や旅行などでは最初の体験への幸福度指数が高く、同じことを繰り返そうとすると幸福度は逓減していきます。「減る」というのは-20(ママイナス20)とかです。



日本の年収900万円について考える



手取りで考えると年約670万円。


そして年収900万円の平均の月の生活費は、



住宅ローン  18万円
車          3万円
食費         5万円
光熱費       3万円
通信費       1万5000円
教育費       2万円
夫婦小遣い   4万円
保険等       2万5000円
交際費等     4万円
雑費         2万円  
となり、合計45万円の支出、残りの13万3000円を貯蓄などに回せる事になります。 



年収900万円の生活者のライフスタイルは多種多様なので一つのモデルとして紹介しました。


大事な事は、貯金額、お小遣い、交際費です。


●お小遣い&交際費


夫婦のお小遣い+交際費=8万円で夫婦なので単純計算


1ヶ月4万円を飲み会やお食事会のお付き合いと自分への投資をしていることになります。



●貯金額


3~4ヶ月の貯金額で1ヶ月無職できる状態。



これが幸福度のコストパフォーマンスが高いラインなのかも知れません。
実際にはマズローの欲求段階説では第4段階あるいは第5段階の状態ですしね。



さてあくまでは一般的なSライフの方々が年収900万が良いという話でした。



ここから本題です。Aライフの方々(ミニマリストなども含む)はどれだけ稼げば幸福度指数が最大近くになるかです。



一か月に6万円で生活できるなら、貯金に回す額は2万円あれば良さそうです。


それでいてお小遣いや交際費は、2万円無くてもいいと思います。


Sライフの方が500円で買うお弁当を半額の250円で購入しても満足度ってどちらも変わらないでしょう。


夜のカラオケで30分400円で8時間オールするSライフの皆様と500円でお昼のフリータイム8時間歌うAライフの皆様の満足度もそこまで変わらないと思います。



同じことしても満足度は変わらないけれど、使う金額はAライフの方々が圧倒的に少なく半分以下でも同じだけの満足度を確保できると思っています。



さらに言うとAライフ(ミニマリスト)は、暖かい公園を散歩するとかベンチで読書する、シートを引いてお日様の下で昼寝、立ち読み、ネットサーフィン、お絵かきなどなど


お金のかからない趣味を持っていてその満足度は


自家用ジェット機に乗ってみるとかクルージングする、パチンコするなどのお金を使う趣味と比べてもそんな満足度は変わらないかも知れません。



1年間100万円の豊かな暮らし系の本や考えがありますが仮に6万円の生活費+貯金2万円なら8万円で年間96万円(103万円ルールがあるので所得税かからない)→②


そしてこれはSライフの年収900万円と同等な満足度水準なんですよね。


つまり仮定条件、①、②より


(Aライフの)年収96万円≒年収900万円≒年収1兆円 が成立する。


ゆえに年収96万円≒年収1兆円





なのでもし「年収400万円以下はクソ」「今の仕事しかない」「バイトやフリーターは負け組」とか本気で考えてるならその精神状態はすでに深層心理では自分の生き方に対して疑念を持ち始めています。


そしてステレオタイプで考えてしまうあまり「年収100万円」で幸せになれるはずがないと決めつけるよりも、頭を柔らかくして「こんな生き方もあるのか」というバランス感覚に富んだ考え方をする方が私は好きです。



そして大人になったら「嫌な事はやらず、好きな事をやる」方がいいと思います。


ドラマで逃げ恥が流行ったのも実は日本人は嫌な事から逃げたいと思っている可能性はあるのではないでしょうかね?

逃げ恥「恋ダンス 藤井隆&ガッキーver」


子供のうちは方向性を絞る行為よりも広げる行動をした方がよいと思うので
苦手な事でもやってみて、辛くても頑張ることは大切だと考えています。


それが人生の選択で生きることがありますから。


しかし、大人になって苦手な事で勝負するよりも「自分の強みで勝負」した方が資本主義では圧倒的に合理的です。つまり苦手な事からは逃げて好きな事をやるのが資本主義ならではの合理的かつ幸福度を高めるやり方だと思います。